Ten c × COMOLIイタリアの機能美と日本の静謐な余白が交差する、異例のコラボレーション

ファッション

イタリア・Ten c(テンシー)が誇る、唯一無二のOJJ(Original Japanese Jersey)素材をはじめとする高密度ガーメントダイの技術。
一方、日本・COMOLI(コモリ)が追求する、身体に沿うように落ちるドレープと、言葉を排したミニマルな存在感。

この相反する二つの哲学が、2026年秋冬シーズンに初めて交わり、Ten c × COMOLIという稀有なカプセルコレクションとして結実した。

ティザーとして公開された一着は、深い闇を湛えたブラックのフィールドジャケット。
軍モノの骨格を残しながら、肩は大きく落ち、身幅はゆったりと広がり、全体にCOMOLIらしい“余白”が漂う。
表面にはTen c特有のマットと光沢が混在する独特の質感が浮かび上がり、内側に覗くキルティングが、冬の冷気を柔らかく遮断する実用性を静かに主張している。

スナップボタンの無骨さ、大きめのフラップポケット、洗いざらしのような加工、
これらは一見クラシックなミリタリーの引用に見えるが、着用時のシルエットはまるで現代のドレーピングのように流れる。
Ten cの“着込むほどに身体になる”という経年変化の哲学に、COMOLIの“着ていることを忘れるような軽やかさ”が溶け込んだ瞬間だ。

展示はまずパリにて1月22日〜27日、続いて東京にて2月3日〜6日。
まだ全貌は明かされていないが、この一枚だけで両者のファン層が静かにざわついているのは想像に難くない。

価格は決して優しくないだろう。
しかし、Ten cの不朽の耐久性とCOMOLIのタイムレスな佇まいが重なった時、そこに生まれるのは“一生モノ”を超えた、何年も何十年も共に在り続ける「服」という存在そのものなのかもしれない。

2026年秋冬。
ファッション史に小さな、だが確かな一ページが刻まれる瞬間が、もうすぐそこまで来ている。

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