NIKE SB Air Force 1 “Pink Suede” Friends & Family Edition 〜スケートシーンに舞い降りた、甘くもタフなピンクの贈り物〜

NIKE

2026年春のスニーカーシーンを静かに、しかし確実に揺るがしている一足がここにある。
Nike SBが本気で再構築したAir Force 1。その最初の姿が、Friends & Family限定の“Pink Suede”として、突如姿を現したのだ。

柔らかなピンクのスエードがアッパーを優しく包み込み、太めの同色シューレースがアクセントを添える。ホワイトのミッドソールが清潔感を保ちつつ、ライトなガムアウトソールが足元に温かみとグリップを与える。この一足、通称“Pink Gum”。一見、フェミニンでスイートな印象だが、よく見ればスケートボードシューズとしての本質が息づいている。強化されたスウッシュ、耐久性を高めたパッド入り履き口、そしてストリートを削り続けるための頑丈な構造。まさに「可愛いだけじゃない」大人の遊び心だ。

このモデルの初お披露目は、2026年1月下旬。カナダのスケートショップ「Homegrown Skate」のスタッフが、届いたばかりの箱を開け、Instagramにポストした一枚が火種となった。「First look at a Friends & Family only version of the Air Force 1 SB. This pink color way is being gifted to shop owners right now and will not be releasing to the public.」その言葉通り、一般販売の予定は一切なし。Nike SBと長年信頼関係を築いてきたスケートショップオーナーたちへの、感謝の“ギフト”としてのみ存在する超限定モデルである。

想像してみてほしい。
ある朝、ショップのバックヤードで届いた無地の箱を開けたオーナーが、淡いピンクのスエードに目を奪われる瞬間。「まさか…SBがAF1をここまで本気で?」と呟きながら、そっと履いてみる。街のコンクリートを滑るように歩き、思わずスケートデッキを手に取ってしまう。そんな小さなエピソードが、世界中のショップで同時多発的に起きているのかもしれない。

Nike SBの歴史を振り返れば、Dunk SB時代からショップとの絆を大切にし、特別なカラーを贈る文化が根付いている。この“Pink Suede”もその系譜に連なる一足。Air Force 1をスケートカテゴリに本格参入させるNikeの意志表明でありながら、ピンクという選択で「意外性」と「親しみやすさ」を同時に届けた。
一般発売がないからこそ、転売市場で稀に姿を見かけるかもしれないが、数自体が極めて少ない。まさに“見るだけでも贅沢”な存在だ。

スケートとストリート、クラシックとモダン、甘さとタフさ、相反する要素を絶妙にブレンドしたこの一足は、2026年のスニーカーシーンに新しい風を吹き込んでいる。
Nike SB Air Force 1 “Pink Gum”。それは、ショップの棚の奥で、静かに輝く秘密のピンク。いつか一般モデルが登場する日を待ちながら、今はただ、その存在を愛でるだけで十分かもしれない。

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