2026年秋冬シーズン、COMME des GARÇONS HOMMEが放つ最新コラボレーションは、New Balanceの新シルエット「1890A」。スニーカーとモカシンの奇妙で魅力的なマッシュアップが、ファッションの常識を再び揺さぶる。
New Balance 1890Aの誕生は、すでに2025年夏にスネークスキン仕様で初お披露目されていたが、本格的な注目を集めたのは今年1月のパリメンズコレクション。COMME des GARÇONS HOMMEのショーでは、ベージュやフォレストグリーン、グレーといったアースカラーのバリエーションが登場。テクニカルなオーバーレイを纏ったアッパーから、伝統的なモカシン風のトゥへと滑らかに移行するデザインは、まさに「日常を非日常に変える」川久保玲の哲学を体現している。
ベースとなるミッドソールは、2002シリーズ譲りのフルレングスAbzorbクッショニングを採用。歩くたびに感じる柔らかな反発が、クラシックな革靴の佇まいと融合し、都会のストリートからオフィスまでを自在に横断する万能性を生み出している。パンチング加工のディテールが通気性を高め、スエードやレザーの質感が上品な陰影を刻む。この一足は、ただのシューズではなく、着る者のライフスタイルを静かにアップデートする存在だ。
このコラボの背景には、COMME des GARÇONSとNew Balanceの長きにわたる信頼関係がある。過去には1906Rや860v2、509、2010など、数々の名作を生み出してきた両者だが、1890Aは特に「ハイブリッド」というキーワードを極限まで突き詰めた一作。New BalanceのデザイナーYue Wuが手がけたこのモデルは、Action Bronsonとの「Cyborg Tears」版が先陣を切り、シリーズ全体のムーブメントを加速させた。パリでのプレビューでは、観客席から自然と拍手が沸き、SNSでは「これまでのブラック/ホワイトの定番から脱却したのが最高」「実物を見たら火が出るほどカッコいい」との声が溢れている。
発売は2026年秋、Dover Street Marketをはじめとしたセレクトショップや公式チャネルでの展開が予想される。価格は過去のコラボ傾向から3万円前後が濃厚だが、抽選販売が確実視されるため、早めの情報チェックが鍵となる。
COMME des GARÇONS HOMME × New Balance 1890Aは、単なるコラボシューズではない。伝統と革新、機能と美学が溶け合う瞬間を、足元から体現する一足。2026年のワードローブに、必ず加えたい存在だ。

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