スニーカーシーンを常に揺さぶるTravis Scott(Cactus Jack)の最新コラボが、静かに、しかし確実に姿を現した。Air Jordan 1 Low OG “Shy Pink”。パステル調の柔らかなピンクが主役のこの一足は、2026年5月22日のリリースを目前に控え、ファンの間で早くも熱い視線を集めている。
ベースはクリーミーなMuslin(生成りレザー)が広がり、そこにShy Pinkのスエードが優しく重なる。シグネチャーであるリバースド・スウッシュ(逆さSwoosh)は、控えめなピンクで描かれ、まるでささやくような存在感を放つ。アクセントにUniversity Redがヒールやアウトソールに忍ばせられ、Travisらしいエッジを残しながらも、全体を甘く包み込む。ミッドソールはSailの淡いベージュでヴィンテージ感を演出し、インソールにはJordanとCactus Jackのデュアルロゴが愛らしく刻まれている。プレミアムレザーとテクスチャード・スエードのコンビネーションは、履き込むほどに味わい深くなるエイジング加工を思わせ、ただの“ピンクスニーカー”ではない深みを与えている。
この“Shy Pink”は、同時リリース予定の“Tropical Pink”(Sail / Tropical Pink / Shy Pink / Muslin、IQ7604-101)と共に“Pink Pack”を構成。片や赤スウッシュでポップに、もう片やピンクスウッシュでソフトに―二つの表情が夏のワードローブを彩る。価格は$155(日本円で約2万3千円前後)と、Travisコラボとしては手が届きやすいラインだ。
だが、この一足の物語はリリース日だけではない。2024年春に初リークされて以来、延期・キャンセル疑惑が飛び交い、ファンを2年近くやきもきさせた“幻の一足”。Travis本人がon-footで着用した写真が流出しても、公式発表はなく、生産中止の噂まで広がった。2025年末、信頼できる情報筋から二つのSKU(IQ7604-100 / 101)の存在が確認され、ついに“Pink Pack”として復活が確定。長きにわたる待ち時間こそが、このシューズのプレミアム感をさらに高めているのかもしれない。
Travis ScottのAir Jordan 1 Lowシリーズは、MochaやBlack Phantomのようなアイコンを生み出してきたが、“Shy Pink”はこれまでとは一線を画す。エッジの効いたストリート感と、春夏に映える優しいパステル。女性スニーカーヘッズやピンク好きの間で特に支持を集めそうな予感だ。Nike SNKRSやJordan公式取扱店での発売は、もちろん激戦必至。抽選の準備は、もう始めている?
この夏、あなたの足元にそっと寄り添う“Shy Pink”。甘すぎず、控えめすぎず―まさにTravisらしい、絶妙なバランスの一足が、ようやく手に入る日が近づいている。





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