2026年、Nikeのバスケットボールアーカイブから、伝説のシルエットが堂々と帰ってくる。Nike Air Bakin OG “Varsity Red”。1997年のデビュー以来、カルト的な人気を誇るこのシューズは、鮮烈なバーシティレッドのアッパーと炎を思わせる大胆なデザインで、90年代のストリートとコートを席巻した。あれから約30年 今、オリジナルに忠実な形で復活するこの一足は、スニーカーヘッズの心を再び熱くさせるに違いない。

デザイナーは、Nikeのレジェンド、Eric Avar。Air Bakinは、当時のアウトドア志向バスケットボールシリーズの一翼を担い、“Air Grill”や“Air B-Que”といった遊び心あふれる仲間たちとともに登場した。特徴的なのは、赤いレザーパネルに走るスリットのようなライン、ブラックのアクセント、そしてイエローのシューレースが放つエネルギッシュなコントラスト。フルレングスのAir Maxクッショニングがパフォーマンスを支え、Tim Hardaway(マイアミ・ヒート)のシグネチャー的な着用で一躍有名に。Mitch RichmondやKevin Garnettもコートで愛用し、NikeのCMにも出演したこのモデルは、90年代の攻撃的なバスケスタイルを象徴する存在だった。
しかし、Air Bakinの物語は単なる成功譚ではない。発売直後、ヒールに施された炎のような“Air”スクリプトロゴが、アラビア語の“Allah”(神)に似ているとしてイスラムコミュニティから強い抗議を受け、Nikeは異例の製品回収を決断。修正版では標準の“Nike Air”ロゴに変更され、このエピソードはスニーカーヒストリーに残る最大級の論争として語り継がれている。皮肉にも、この騒動がAir Bakinを“禁断の逸品”へと昇華させ、コレクターたちの間でプレミアム価格がつくカルトアイテムとなったのだ。
2023年のSupremeコラボでは再び注目を集め、最近ではKevin DurantのKD 18にインスパイアされたカラーリングが登場。こうした流れを受け、2026年のOG復刻はファン待望のタイミングと言える。リリースはSpring 2026(1月〜3月頃)を予定しており、SNKRSおよび選ばれたリテイラーで展開される見込み。価格は未発表だが、過去のレトロ版を参考に$180前後と予想される。ヒールロゴはもちろん、修正された“Nike Air”仕様 オリジナルデザインのエッセンスを残しつつ、現代の感性に寄り添った形だ。

ストリートでは、ワイドデニムやカーゴパンツに合わせた90sリバイバルスタイルが復権中。このAir Bakinは、そんなトレンドにぴったりな一足。赤のインパクトがコーディネートを引き締め、炎のようなディテールが個性を主張する。バスケコートからストリートへその大胆な佇まいは、今も色褪せない。
12年ぶりの真のOG復刻。Nike Air Bakin “Varsity Red”は、ただのスニーカーではない。歴史と情熱が詰まった、時代を超えるアイコンだ。2026年春、あなたのワードローブにこの炎を加えてみてはどうだろう。きっと、街中が熱くなるはずだ。





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