1985年、NBAの厳格なユニフォーム規定に真っ向から挑んだ一足のシューズがあった。黒と赤の鮮烈なコントラストが放つ圧倒的な存在感——それが、マイケル・ジョーダンのシグネチャーモデル、Air Jordan 1の“Bred”カラーだ。当時ルーキーだったジョーダンがこのシューズをコートに持ち込んだ瞬間、リーグは即座に「禁止(Banned)」を宣告。1試合あたり5,000ドルの罰金を課した。しかしジョーダンは屈せず、着用を続けた。背後でNikeが全額罰金を負担し、逆にそれを最大の宣伝材料に変えたのだ。「NBAが禁止したシューズ」というキャッチフレーズは瞬く間に若者たちの心を掴み、Air Jordanは単なるバスケットシューズを超えたカルチャーアイコンへと昇華した。あの反骨精神こそが、今日もスニーカーヘッズを魅了し続ける伝説の始まりだった。

そして2026年夏、その神話がローカットで蘇る。
Air Jordan 1 Low OG “Banned”(スタイルコード:CZ0790-106)が、5月頃にドロップ予定だ。カラーはもちろん、Black/Varsity Red-Summit White。プレミアムレザーのアッパーに映える深みのあるブラックと、情熱的なヴァーシティレッドのスウッシュ。ヒールには2011年の“Banned”復刻版で初登場した赤い“X”マークが控えめに刻まれ、オリジナルへの敬意を静かに主張する。タンはNike Airのクラシックロゴ、ソールはヴィンテージ感を残しつつ現代的なクッション性を確保。ハイカットの威圧感を抑え、足首の自由度を高めたローカットシルエットは、ストリートでの日常使いに最適だ。

この一足は、ただの復刻ではない。
それは、ルールに縛られない自由と、挑戦する勇気を象徴するタイムピース。デニムに合わせても、テーラードジャケットのハズシとしても、圧倒的な存在感でコーディネートを引き締める。スニーカーカルチャーが成熟した今だからこそ、原点回帰の“Banned”は新鮮に映る。

リリース価格は約$140。争奪戦は必至だ。
抽選の準備を整え、2026年の夏を、伝説の赤と黒で彩ろう。
The legend lives on — and this time, it’s low.


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